今日はなでしこリーグ第8節
INAC神戸レオネッサ×浦和レッズレディース
戦でした!

無敗同士で迎えた大一番。
INACにとっては、前節の湯郷、そして今節のレッズレディース(以下レッズL)、次節のベレーザ戦と、強豪3連戦の2戦目。
5101人のお客さんを集め、試合は予想通りの白熱&拮抗した展開に…
ボール支配率は6:4ぐらいでINACという印象でした。
レッズLのプレッシャーが早いこともあり、それが逆にINACの持ち前のテンポのいいパスワークを引き出していたように思います。
ディフェンスラインから手数をかけないビルドアップで大野選手、川澄選手、チ・ソヨン選手、高瀬選手の攻撃陣が連携からゴールに迫ります。
2回の決定的なチャンスを生み出したのは、右サイドの近賀選手のオーバーラップ&ドリブルからのマイナス気味のクロス
しかし、GK山郷選手、DFリーダー矢野喬子選手を筆頭にレッズLのディフェンス陣の粘りでシュートを打たせず
一方、レッズLも3試合連続ゴール中と絶好調の吉良千夏選手と、身体能力の高さで往年の強さを取戻しつつある荒川恵理子選手になんとかボールを集めて状況を打開しようと試みますが、パスの出しどころである中盤を、INACの澤選手らが君臨する強固な中盤でつぶされ、ボールが収まりません
0-0で後半へ。
試合が動いたのは後半7分!
川澄選手が左サイドを抉ってゴール前にボールを運び、切り返して中に入れると、走りこんでいた高瀬愛実選手が合わせて先制!1-0
完璧なこの崩しには、さすがの山郷選手も反応できず…
その直後にはレッズが右サイドの土橋選手のクロスに荒川選手が飛び込むホットラインを見せますが、枠をとらえられず。
逆に、INACはその直後、若き司令塔のチ・ソヨン選手中に切れ込んでがDFの間を通す絶妙なスルーパスを送ると、高瀬選手が2人を交わしてここしかないというコースにボールを流しこみ、2-0
2点のビハインドを負った浦和は、交代で流れを変えようとしますが、逆に、80分には再び川澄選手がサイドから切れ込んで自ら決めて3-0
さすがにこの時間帯で3点目を取られて、さらに負傷者まで出てしまったレッズLは反撃の余力なく…
3-0で試合終了の笛が鳴りました
小雨も降る蒸し暑いピッチで切り替えの早いこの展開は消耗も激しかったはず…
INACが改めてその強さを証明しましたが、U-20代表に呼ばれている選手がリーグ最多という、浦和Lの若手選手たち、の堂々としたプレーも印象的でした。
後半から出場した猶本光(なおもと・ひかる)選手は4月のフランス遠征でキャプテンマークを巻き、安藤梢選手と熊谷紗希選手と同じ、つくば大学でトレーニングを積む期待の新星。
和田奈央子選手(左SB)や加藤千佳選手(右SB)の粘り強さも光りました。
とはいえ、若さはピッチの上では表両刃の剣。
前半のシュート数が3本ずつだったのに対し、後半は10(INAC)対3(レッズL)と、差が開いたところに、総合的な経験値の差が出たような気がしました。
ヒロインは2ゴールの高瀬選手と、1ゴール1アシストの川澄奈穂美選手



これでレッズLは一歩後退し、INACの首位は変わらず…!
次節6/10はいよいよINAC×日テレベレーザ
勝ち点22で首位を走るINACと、勝ち点2差で追うベレーザが聖地・国立競技場の舞台でどんなサッカーを見せてくれるのか楽しみです。
また、今日は試合後、カンニングのDAI安吉日に、INAC神戸レオネッサの文会長と、ゲストとして出演させていただきました!
INACのチームの歴史や、INAC TVの魅力などについてDAIGOさん、竹山さん、安めぐみさんと文会長の熱いトークに参加させていただきました♪ぜひご覧ください♪
