ヤングなでしこ×ヤング韓国女子代表
は、3-1で日本が勝利しましたね!
聖地・国立競技場には、なんと24097人ものお客さんが!
キックオフは19:20でしたが、16:00~のナイジェリア×メキシコ(延長戦の末、ナイジェリアが1-0で勝利)戦からお客さんが集まり始めてましたもんね
ちなみに、平均視聴率(関東)は、なんと17.6%だったそうです
前半8分に、FW西川明花選手(高梁吉備国際大学)のスルーパスに反応した柴田華絵選手(浦和L)がボールにギリギリで追いついてボールにタッチすると、これがGKの足元を抜く絶妙なコロコロシュートとなり、ゴールに吸い込まれて日本が先制!
しかし、その7分後にはサイドを破られクロスを上げられると、中でフリーになっていた11番のチョン・ウナ選手にヘディングで決められ振り出しに。
しかし、嫌な流れを断ち切ってくれたのは再び柴田華絵選手でした。
失点の4分後に、ペナルティエリア手前でボールを受けた柴田選手が左足を振りぬくと、無回転に近いボールが左ポストを叩いてゴールに吸い込まれ、2-1と再びリード!!
さらに前半37分には、右サイドの田中美南選手がドリブルで3人の相手をひきつけてオーバーラップしたセンターバックの高木ひかり選手にパス。高木選手がドリブルで切れ込んで、ゴール前にマイナス気味のクロスを入れると、飛び込んだ西川選手がおとりになり、フリーの田中陽子選手が合わせてゴール!
田中選手は4戦連続5ゴール目のゴール!!
前半だけで4ゴールという点の取り合い、見応え十分でしたね
後半は疲れが見えてきた韓国に、交代で入った横山久美選手のドリブルが襲い掛かります。
後半もチャンスは作るものの、スコアは動かず3-1で勝利。
U-20女子ワールドカップで初のベスト4進出を決めました!
韓国は巧みなシザースフェイントやオフ・ザ・ボールの動きなどが、やはり欧米のチームとは違うな、という印象でした。
アジアの技術の高さを象徴するような試合になりましたね
試合後の記者会見で、アメリカ?のジャーナリストの方が「互いにトップレス(上がいない=頂点に立つ両チーム)の対戦でしたが」と言っていたのを聞いて、この世代の世界でのアジアの強さを改めて実感しましたよ
その中で、中盤で藤田のぞみ選手、猶本光選手とともにレッズレディースの若手トライアングルを形成した柴田華絵選手の動きは際立っていましたね!
影のMVPはキャプテンの藤田のぞみ選手。
小柄なヤングなでしこの中でも一際小柄な選手ですが、とてもクレバーな動きと正確な技術を備え、個性の強いチームをけん引する穏やかで知的な雰囲気の選手です
各年代代表でともに戦ってきた、なでしこジャパンの高瀬愛実選手も
「のんちゃんに頑張ってほしいですね」
とエールを送っていました
日替わりでニューヒロインが生まれるいい流れですね
準決勝の相手は、ノルウェーを4-0で下した前回王者のドイツ。
アメリカに並ぶ優勝候補で、A代表同様に強いフィジカルを生かした隙のない強豪です。
しかし!
なでしこジャパンの2011年ドイツ・ヴォルフスブルクでの、延長戦でドイツを破ったあの試合のように、粘り強く戦い、かつ持ち味である技術を生かしてチャンスをゴールに結びつけることができれば、きっと勝利の女神は微笑んでくれるのではないかと思います
準決勝のもう1試合は、メキシコを延長戦の末に1-0で下したナイジェリアと、こちらも1-1からの延長戦の末に北朝鮮を破ったアメリカ。
アフリカ(ナイジェリア)、北中米(アメリカ)、欧州(ドイツ)そして開催国日本(アジア)。
各大陸からバランスよくベスト4が出揃いましたね。
各チームのスタイルの違いも楽しめる試合になりそうです
準決勝は9月4日(火)16:00~ナイジェリア×アメリカ
19:30~日本×ドイツ
!!
場所は同じく聖地・国立競技場です。
ぜひ仕事を早めに切り上げて国立へ
私は次回も現地から
つぶやき観戦します
ツイッターアカウント名は
@shooters5
です
この女子サッカー界全体の良い流れを表すように、関東U-18女子サッカーリーグ プリンセスリーグ
が始まりましたね
関東地域の、中学・高校年代を中心とした女子サッカーの強豪チームが勢ぞろい。
ヤングなでしこを見て女子サッカーに興味を持った方はぜひ、未来のなでしこを見つけるべく試合を観に足を運んで「青田買い」してみてはいかがでしょうか?