岡山開催となった今日のなでしこリーグは、会場が何度もどよめく好ゲームでした
ホームのINACは熊田監督の初陣でもあり、気になる先発メンバーは、
GK海堀選手、CB磯金選手&三宅選手、SBの右は甲斐選手。そして、南山千明選手が今シーズン初の左SBでの出場!
中盤は澤選手とケガ明けの中島依美選手がダブルボランチを組み、トップ下に京川舞選手。
右に川澄選手、左に高瀬選手、そして、1トップにケガ明けの道上彩花選手が復帰!
主力のほとんどは変わらないものの、これまでとは異なるバランスで臨んだINACに対し、湯郷ベルは不動の主力メンバーが先発に名を連ねました。
お互いに個々も組織としても長短を知り尽くした両チームだけに、前半から巧妙な駆け引きが繰り広げられました
その中でも、試合の流れを作っていたのはINAC。
なかなかはまらなかったパーツがはまったような感じで、特に選手間の距離感や個々の特長を出すタイミングなどが、明確になった印象でした。
前半12分、中島依美選手のクロスを澤選手がヘディングで決めて先制!1-0
今シーズンは1ボランチとして中盤の底で守備の仕事に集中することも多かった澤選手ですが、今日は全体の押し上げの中でゴール前まで出て行く機会も多かったのですが…
先制のシーンでは、オフサイドラインギリギリのところで相手より一歩先に飛び出し、ヘディングでボールをゴールに置きにいく技術は、FWさながらの決定力でしたね
しかし、湯郷ベルも宮間あや選手を中心として、あちこちに先制への伏線を張っていました
今日は県外からも多くの湯郷ベルを応援する方々がいらしていましたが、FKやCKになるたびに、
期待感がスタジアムを包むのが分かりました。
ゴールから40m前の位置とか、どれだけ離れていても、です。
「宮間選手なら決めるに違いない!」
とでも言わんばかりに。
すごいことですよね
そして、実際、27分のFKの場面では、GK海堀選手を逆に動かしておいて逆をつく技ありのキックで同点に1-1
後半はスコアは膠着し、結果は1-1のまま終わったものの、お互いに決定機を作り合い、良さを出し合う見応えのある90分間でした。
より決定機を作っていたのはINAC。
中盤では川澄選手がカウンターから高瀬選手や京川選手のシュートを演出していました。
ボールを持った瞬間に重心が下がり、カモシカのような脚力とスピードで
日本に帰ってきたばかりの頃より、パワーアップしている気がします
INACのシュート数は15本。
そのほとんどを止めたGK福元美穂選手の守護神ぶりも素晴らしかったです
湯郷ベルはシュート数こそ6本でしたが、セットプレーの数ではINACを上回り、宮間選手のFKショーでした
試合後、INAC熊田監督は決定力以外の面で手応えを得たようでした。
短期間で必死で考えたという「選手の特長とINACらしいサッカーを引き出すバランス」は、チームに自信も与えたように思います。
残り3試合。
湯郷ベルはまだまだ優勝争いの最中。
INACは優勝争いこそ厳しいものの、皇后杯に向けてポジティブな要素の多い試合だったのではないでしょうか
試合後、ミックスゾーンでの取材を終えて、弾丸帰京ですが…
富山といえば、美味しいお寿司!
空港のお寿司を食べました。
美味しそうでしょ
…なんて。
ひっかかったそこのあなた!!
よーく見てください。
この写真、実はおすしのレプリカでーす
手荷物受け取りのベルトコンベアに乗って流れてきたので、撮ってみたら意外とリアル。
でも、いくらリアルでも、食べた気にはなれないやーい
と悪態をついていたら(嘘です)、帰りに本物のお寿司を食べられることに
「のどぐろ」や「クエ」、「白エビ」など、なかなか食べられない新鮮なネタ。
あぁ~幸せでした
帰りの飛行機まで3時間あり、空港でまったりしています
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富山にて♪
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