INAC熊本合宿　親善試合　vs　益城ルネサンス（チャレンジリーグ）

以前、INACのブログで様々な「コンビ」が紹介されていましたよね私はこの2ショット、好きですよ

なでしこメンバー抜きでの練習や親善試合など、残った選手達の積み上げの成果が試される中、トレーニングに励む各選手の表情は引き締まっていて頼もしいです。

以下、昨日行われたチャレンジリーグWESTの益城（ましき）ルネサンス熊本FC(以下：ルネサンス)との親善試合のレポート（ほぼ時間経過のみですが）です

INACのスタメンは、



京川舞　　仲田歩夢　増矢理花　
　　伊藤香菜子　伊藤美紀　　　杉田妃和
　
南山千明　三宅史織　齋藤夏美　中島依美
　　　　　渋澤杏奈　



４－３－３か、４－４－２だと思いますが、松田監督のお話では、実戦の中でいろいろなシステムを試している、とのことでした

W伊藤のボランチコンビは、伊藤（香）選手がより攻撃的なポジションに。

前半8分、左サイドの京川選手が高い位置でサイドチェンジ。右サイドの増矢選手が受けて、中の仲田選手へパス。仲田選手が中に切れ込んで、左足シュート！
相手に当たりながらも子バレたボールを伊藤（香）選手が押し込んでINACが先制0-1

12分、京川選手からのショートパスを受けた伊藤（香）選手が迷わず左足を一閃。時が止まったように、全員がボールの軌道を追っていたように見えました。ボールは美しい軌道を描いてゴール右隅へ0-2


キャプテンマークを巻いた伊藤（香）選手はチームを力強く牽引していました。
また、右サイドの増矢選手と仲田選手の連携もスムーズな印象でした。


ルネサンスは引いてゾーンを敷いて対応していましたが、INACは相手の守備のギャップを上手くついたポジショニングが光りました。また、両サイドと中を上手く使い分けた攻撃が効いていた印象です。

16分、ゴール前でシュートのこぼれ球に詰めた杉田選手の落としを増矢選手が決めて0-3
17分、増矢選手がドリブルで独走から自ら決めて0-4
21分、ゴール前で伊藤（香）選手からのパスを受けた京川選手が、相手2人を前に細かいフェイントで左の角度のない位置から決めて0-5

京川選手はボールを受ける位置が高く、ゴールへの意識の高さも感じられました。

36分、ロングパスに抜け出した仲田選手がドリブルで仕掛けてPKを獲得。これを自らしっかりと決めて0-6


その後も、京川選手が4人に囲まれながらもドリブルで仕掛けてロングシュートを打つ場面や、左サイドから縦に仕掛けてのクロスなど積極的な仕掛けが光りました。


後半はガラッとメンバーを変えて…

　　　
　 道上彩花　　チャンスルギ
中島依美（⇒京川舞）　　　　　平野里菜　
　　　野口彩佳　南山千明(杉田妃和)
武村美咲　平田美紀　甲斐潤子　　守屋都弥
　　　　　渋澤杏奈


ルネサンスも、中盤の亀岡夏美選手が巧みなフェイントから力強いドリブルでミドルシュートを放つなど見せ場を作りますが、決定機を作るには至らず。
INACはチャンスルギ選手の大胆なサイドチェンジ、シュート力の強さも印象的でした。

後半20分、南山選手からの裏へのパスをペナルティエリア内左で受けた中島選手がGKを交わして左足でゴール0-7


後半32分、左サイドを突破した中島依美選手からのマイナス気味のクロスを野口選手が左足でバシッと決めて0-8

その直後には平野里菜選手のゴールで0-9

さらに、南山選手のパスに抜けた杉田妃和選手が決めて0-10

その直後、チャンスルギ選手が南山選手（？）のスルーパスに抜け出して決めて0-11

試合終了間際には、守屋選手のパスを受けた京川選手のミドルシュートが決まり0-12


ここでタイムアップの笛。

松田監督にお話を聞いたところ、メンバーは、前半と後半で全員を使う意図で入れ替えたのではなく、前半の出来を見極めた上でのポジション交代だったそうです。

ポジション争いが自然と熱を帯びるのも分かりますね

その闘志を、静かに燃やす選手もいるようですが…

そういった「貪欲さ」は、「まだまだ足りないし、求めていきたいところ」と松田監督は話していました。

カナダでW杯を戦っている代表組が帰ってきた時に、ポジション争いができるように、各選手の進化が楽しみですね

今回の合宿テーマを色紙に書いてもらったのですが、松田監督らしい、意外性のあるテーマでした！

詳しくは次回のINAC TVでご覧くださいね

今日は朝から雨

朝、スポンサーの黒糖ドーナツ棒のフジバンビ本社への表敬訪問

工場内を回った後にスイーツタイムがあり、選手達の幸せそう～な表情もバッチリ抑えましたのでお楽しみに

午後は、雨の中での練習⚽️

風邪を引かないように、明日の練習も頑張ってもらいましょう