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GW3連戦その2

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Yahoo個人に寄稿しました。







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GW中の長野は、言うまでもなく、大勢の観光客で賑わう絶好の観光スポット。


安曇野と軽井沢に知人が住んでいて、遊びに行ったこともあるのですが、長野市にも、まだまだ発掘できていない場所がたくさんあります。


今回はその一つに行ってきました。

信州信濃美術館と、東山魁夷館です。


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2つの美術館は隣接していますが、信濃美術館は10月1日から改築のため休館し、東山魁夷館は5月31日で休館してしまうため、ギリギリのタイミングでした。


どちらも、開催中絵画展のテーマは「自然」をモチーフにしていることも決め手でした。

信濃美術館は、ミレーやシスレーやモネなど、バルビゾン派や印象派の画家たちの、全盛期の風景画が展示されています。


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針葉樹のシルエットや夕陽の柔らかさや、波の穏やかさから激しさまで、いろいろな解釈があるのだなと思いながら眺めました。

自然の風景が好きなので、ただ見ているだけで心が落ち着くのもありますが


心が落ち着くと言えば、東山魁夷館の絵はさらに

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(カフェの中にあった「森と湖」)

東山魁夷の絵は、自然の描写に独特の柔らかさがあり、静寂を表現する筆力がすごいです。


加えて、個人的にグッとくるのがタイトル。
そして、その英訳。

「夕静寂」(Evening Silence)
「静唱」(Song of Silence)
「山霊」(Spirit of Mountain)
「荒寥」(Desolate Loneliness)


英訳は、東山さん自身がつけたものもあるそうです。

私は早朝の白く、幻想的な湖畔を描いた「静唱」と、蓼科高原の山麓の深い緑を描いた「緑響く」(Vibrant Greens)という絵が好きです。

休館前にぜひ〜



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