今日はなでしこリーグの前半戦最終試合
FC吉備国際大学charme×INAC神戸レオネッサ@kankoスタジアム(岡山県)
に行ってきました。
試合開始前の気温、なんと29℃!

真夏日でした

kankoスタジアムはとっても近代的なフォルムのスタジアムで、ゆるやかな傾斜のスタンドはなかなかの壮観でした。
試合前には高梁出身のラグズ・アンド・ジェラさんの歌があり、また、今日もたくさんのゆるキャラが駆けつけていました

ゆるゆるとした動きがたまりません

振り返ればなでしこリーグのピッチでくまモン(熊本)や、ぐしけんくん(仮)(琉球FCのマスコット)など、各地のマスコットキャラクターやゆるキャラに会ってきたなぁ…としみじみ。
今日の試合の注目ポイントはなんといっても、今季昇格してきた吉備国際大が、INACにどれだけ食い下がれるかというところ。
チームの大半を大学生が占める(大学院生もいます)若いパワー、またヤングなでしこの一員としてU-20女子W杯で活躍した西川明花選手にも注目でしたが…
終わってみれば、女王INACが力の差を見せつける結果となりました。
まず、前半早々の1分、澤選手から出た素晴らしいパスを、裏で受けた川澄選手が、GKの位置をしっかりと見極めてループシュートで先制。

さらに、14分には中島依美選手からのボールをゴーベル・ヤネズ選手が頭で落とし、このボールをチ・ソヨン選手がボレーシュート!
鮮やかな流れからリードを2点に広げます。

吉備国際大も、10番でキャプテンの杉田 亜未選手や重政 絵(しげまさ かい)選手を中心にカウンターをしかけますが、ラストパスが通らず、逆に前がかりになったところをINACのカウンターが襲います。
後半4分、右サイドの川澄選手がドリブルで持ち上がり、パスをヤネズ選手が落とし、再びチ・ソヨン選手が豪快なミドルシュート!
鮮やかな直線がゴール左上隅に突き刺さります。

INACの攻撃はまだまだ止まりません。
後半12分。
中盤のチ・ソヨン選手から出た絶妙のスルーパス。
オフサイドラインギリギリで飛び出した川澄選手が受け…
ここからがすごかったんです!!
まず、飛び出してきたGKを冷静に交わし…
無人のゴールにシュート!
かと思いきや、これはシュートフェイント。
スライディングで飛び込んできたDFをさらに交わして、冷静な、”ゴールへのパス”。
見事な個人技でした。

さらに後半32分。
今度はチ・ソヨン選手が裏に抜けてボールを受け…
ここで、「狙っていた」という田中陽子選手が左サイドを駆け上がってきたのを見逃さず、数的優位を生かしてパス。
田中陽子選手はGKの飛ぶ方向の逆をつき、2試合連続ゴール


そして、INAC劇場の締めくくりは、エースのスーパープレーでした。
チ・ソヨン選手がドリブルで50メートル以上を独走し、相手2人を交わしてまたまたゴールへのパス。
ハットトリックで会場を沸かせます


吉備国際大も、随所に光る個人技を見せ、ダイレクトで5本以上つながった場面も。
ほとんど遠目からではありましたが、前後半合わせて4本のシュートを打ちました。
地元のサポーターの温かい声援を受けて、最後まで守りに徹することなく、チャレンジャーらしく攻めきる姿勢が印象的でした

それにしてもINAC、強いですね!
得点ランキングはゴーベルヤネズ選手が8ゴールで依然トップですが、7ゴールの川澄選手と6ゴールのチ・ソヨン選手が一気に順位を上げて2位と4位に。
2位の日テレ・ベレーザも5-0とベガルタ仙台レディースに勝利し、田中美南選手も3試合連続ゴールで得点ランク2位につけています

これで前半戦が終わり、リーグは中断期間に突入

来週からはカップ戦が始まります

気持ちを切り替え、リーグ戦とは違った面白さがあるはずです






それにしても、最近1週間が経つのがあっという間です。
それだけ充実しているということなのかも♪
と言っても、休むところはしっかりと休む!
オフを楽しむために、オンの仕事も楽しんで全力を尽くす。
身体も心もしっかりとリフレッシュできていると思います。
最近のオフは、代官山に美味しいアップルパイを探しに行きました。
松之助N.Y.(マツノスケニューヨーク)という、緑の中にガラス張りのオシャレな佇まいが映えるカフェ。
看板メニューがサワークリームアップルパイで、これを求めて行ったのですが…
ずばり絶品!でした。
お皿が一枚一枚違って、これがまたその日の気分を演出してくれるかのような、インパクトのあるデザインばかり。
アップルパイにはエスプレッソが合います。
贅沢な組み合わせだ

みなさんも素敵な週末をお過ごしください
