なでしこリーグ第13節![サッカーボール]()
INAC神戸レオネッサ vs ASエルフェン埼玉@春野総合運動公園陸上競技場(高知県)
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空港名が高知龍馬空港となっているように・・・
高知は江戸時代末期の志士で、薩長同盟・大政奉還の立役者とも言われる坂本龍馬の生地。
至る所に龍馬さんがいらっしゃいましたよ![天使の羽(左)]()
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午後4時キックオフの試合に向けて、朝10時前と早く到着したので、そんな風景も楽しみつつ、会場となった春野総合運動公園陸上競技場へ。
高知県春野市でのなでしこリーグ開催は、2013年のベレーザ vs 湯郷ベル戦以来2年ぶり。
なでしこリーグのチームがない土地でもあります。
そんな中、今季最多となる6000人以上のお客さんが入り、熱気に満ちていました![ぽっ]()
天候の暑さの方もかなりのもので…
30度を超え、湿気も高くてムシムシしていましたね![汗]()
先日発表された東アジア杯のメンバーには、両チーム合わせて5人のメンバーが選ばれました![なでしこ]()
DF田中明日菜選手
MF増矢理花選手
MF京川舞選手
FW髙瀬愛実選手(以上INAC)
MF薊理絵選手(埼玉)
そして、因縁も多い両チームの対戦![しゃきーん]()
INACの松田岳夫監督、伊藤香菜子選手、齋藤夏美選手は昨年まで埼玉に所属。
埼玉の堰愛季選手は元INAC所属。
埼玉の吉田弘監督は、U-17女子日本代表(リトルなでしこ)とU-20女子日本代表(ヤングなでしこ)の元監督で、INACには当時の教え子である京川舞選手、仲田歩夢選手、道上彩花選手、増矢理花選手、杉田妃和選手の5人が所属しています。
前期の対戦はINACが3-1と勝利しています。
本日のスタメンは こちら
INACは仲田選手(左SH)と田中選手(ボランチ)が先発。「代表選手でさえ定位置はない」という、松田監督の徹底した練習内での競争の中で選ばれたコンディションの良い11人で臨みます。
一方の埼玉は、第10節以降、1トップに定着している高橋彩織が先発。
キャプテンで代表入りも果たした薊選手は右SH。
試合は開始早々、思いもよらない形で動きます。
前半1分、左の仲田歩夢選手のクロスがDFの頭に当たり流れたボールを、川澄選手が頭で折り返し。再びDFのクリアのこぼれを高瀬選手が拾いループ気味のシュート!
これがゴールネットを揺らし、高瀬選手の4戦連続ゴールでINACが先制
1-0
前期の試合では前半は堅い守備でペースを握った埼玉でしたが、思わぬ形で出ばなをくじかれます。
さらに4分、INACは伊藤香菜子選手のロングフィードを受けた右サイド川澄奈穂美選手がゴール前に鋭いクロスを送り、田中選手が飛び込みますが、タイミングは合わず。
埼玉は立ち上がりこそ崩されたものの、1点を取られてからは高いライン設定の守備とサイドの駆け引きでも譲ることなく、チャンスも作っていました。
特に、薊選手とINACの左SBの鮫島彩選手のマッチアップは、共にスピードや駆け引きのレベルも高く、負けず嫌いな気持ちも前面に出た対戦だったので、とても見応えがありました![ぽっ]()
19分には薊選手が右サイドの高い位置で2人を引きつけ、堰選手に落とし、堰選手のクロスは169cmの長身杉原遥波(はるな)選手が頭で合わせますが、ゴール上に。
さらに22分、埼玉はFW高橋選手がドリブルで2人を引きつけシュート!
ボールはゴールを横切りながら逸れましたが、個人技の高さも見せつけました。
26分、今度はINAC。右サイドの川澄選手からオーバーラップした近賀選手へ。近賀選手のクロスを高瀬選手がボレーで合わせますが、ミートせず。
43分、高瀬選手が仕掛けて3人を引きつけ、隙間からオシャレな浮き球で大野選手に通すと、大野選手は飛び出して来たGK船田選手を交わすループシュート!
これは跳ね返ってゴールにはならず。
45分+アディショナルタイム、薊選手が振り向きざまのミドルシュートを放ちますがゴール上へ。
両チームとも、攻め切りながらも1点が遠いまま1-0で後半へ。
ハーフタイム、2人ずつのメンバー交代。
INAC 仲田歩夢→京川舞
高瀬愛実→増矢理花
埼玉 内海結衣→萩原愛海
杉原遥波→サラ・グレゴリアス
前期の対戦では途中出場ながら高い個人技を見せつけて1点を決めたサラ・グレゴリアス選手はニュージーランド女子代表の10番。W杯ではグループリーグ敗退と残念な結果になりましたが、日本の試合をよく見ていたそうです。
そのサラ選手が入ってからは、収まりどころが増えて、埼玉のカウンターが精度を増します。
49分、カウンターから中野里乃選手が中央で起点となりサラ選手へ。サラ選手がしっかり収めてミドルシュート!ゴール左に逸れましたが、シュートモーションが小さくコンパクトな振りでも力強いシュートが光ります。
53分にも萩原選手のロングボールを受けたサラ選手のシュートがINACゴールを襲います。
54分、京川選手がゴール前でパスを受けると巧みなターンで切り返し強引にシュートまで持ち込みますが、枠の右へ。
そして、61分。
埼玉のFK。高野紗希選手が蹴った、速くて重いボールがバーを叩いて跳ね返ったボールがゴール天井のネットを揺らし、同点に
1-1
しかし、その1分後。
甲斐選手のロングフィードを受けた大野選手が前線で粘って落としたボールを、増矢選手がシュート!
埼玉は2人でブロックしますが、詰めていた京川選手が押し込んでゴール!
2-1
泥臭く決めた京川選手の今シーズン7得点目(3戦連続)で、再びINACが1点リード。
66分 大野忍→中島依美
70分 堰愛季→秋田谷美里
終盤は、埼玉が両サイドから攻める時間も増え、勝ちに行く姿勢を前面に押し出しますが、INACは守備でもハードワークで一切手を抜かず。90分間上下動を絶え間なく続けた鮫島選手が足を攣るシーンも。
アディショナルタイムには、高野選手のパスを受けた薊選手のクロスにサラ選手が飛び込む決定機もありましたが、身体を張り続けたINACの壁の前に、同点弾はならず。
ここでタイムアップの笛。
INACは首位をがっちりキープし、最下位の埼玉は勝ち点を重ねることが出来ませんでしたが、順位の差を感じさせないほど、拮抗した面白い試合だったと思います![天使の羽(左)]()
とはいえ、松田監督が納得する試合にはほど遠かったようで、さらなる内容の充実に目を向けていました。
埼玉も、首位INACに対し、堂々たる戦いぶりで可能性を感じさせる内容だったこともあり、はまった時がすごそうです。
試合後は、暗くなるまでサインに応じる選手達の姿がありました![ハート]()
スタンドの大勢の女の子や子ども達の姿に、こちらがパワーをもらいましたし♪
はるばる試合を見に来てくれたお客さん達になでしこリーグの魅力が伝わったら良いな、と思います![投げKISS]()
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他会場では、2位のベレーザが新潟に1-0と敗れ、3位のベガルタが浦和に勝ったため、勝ち点で2位に並びました。
湯郷ベルが高槻に1-0で勝って6位、4位ジェフと伊賀は2-2のドロー。
この後、東アジアカップのためにリーグは一旦中断。
再開は9/5(土)です!
残り5試合、いよいよ優勝争いも数チームに絞られてきそうですね。
白熱した後半戦も楽しみです![candy☆]()
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せっかく高知に来て、今日は泊まりだったので…
高知市内の「ひろめ市場」に行き、高松名物を堪能しました![にひひ]()
まず…
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カツオのたたき!
大ぶりで新鮮で、塩とタレとゆずタレと3パターンが楽しめます。
「藁焼き」というスタイルで、目の前で焼いてくれるパフォーマンスもすごかったです![炎]()
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あおさの天ぷらも名物のようです。
海藻の香りが鼻から口から香って、新食感でした♪
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行きの飛行機から撮りました。
県の面積のうち、84%が森林で、700km以上の海岸線があるという高知県。
とても美しい風景でした

INAC神戸レオネッサ vs ASエルフェン埼玉@春野総合運動公園陸上競技場(高知県)

空港名が高知龍馬空港となっているように・・・
高知は江戸時代末期の志士で、薩長同盟・大政奉還の立役者とも言われる坂本龍馬の生地。
至る所に龍馬さんがいらっしゃいましたよ



午後4時キックオフの試合に向けて、朝10時前と早く到着したので、そんな風景も楽しみつつ、会場となった春野総合運動公園陸上競技場へ。
高知県春野市でのなでしこリーグ開催は、2013年のベレーザ vs 湯郷ベル戦以来2年ぶり。
なでしこリーグのチームがない土地でもあります。
そんな中、今季最多となる6000人以上のお客さんが入り、熱気に満ちていました

天候の暑さの方もかなりのもので…
30度を超え、湿気も高くてムシムシしていましたね

先日発表された東アジア杯のメンバーには、両チーム合わせて5人のメンバーが選ばれました

DF田中明日菜選手
MF増矢理花選手
MF京川舞選手
FW髙瀬愛実選手(以上INAC)
MF薊理絵選手(埼玉)
そして、因縁も多い両チームの対戦

INACの松田岳夫監督、伊藤香菜子選手、齋藤夏美選手は昨年まで埼玉に所属。
埼玉の堰愛季選手は元INAC所属。
埼玉の吉田弘監督は、U-17女子日本代表(リトルなでしこ)とU-20女子日本代表(ヤングなでしこ)の元監督で、INACには当時の教え子である京川舞選手、仲田歩夢選手、道上彩花選手、増矢理花選手、杉田妃和選手の5人が所属しています。
前期の対戦はINACが3-1と勝利しています。
本日のスタメンは こちら
INACは仲田選手(左SH)と田中選手(ボランチ)が先発。「代表選手でさえ定位置はない」という、松田監督の徹底した練習内での競争の中で選ばれたコンディションの良い11人で臨みます。
一方の埼玉は、第10節以降、1トップに定着している高橋彩織が先発。
キャプテンで代表入りも果たした薊選手は右SH。
試合は開始早々、思いもよらない形で動きます。
前半1分、左の仲田歩夢選手のクロスがDFの頭に当たり流れたボールを、川澄選手が頭で折り返し。再びDFのクリアのこぼれを高瀬選手が拾いループ気味のシュート!
これがゴールネットを揺らし、高瀬選手の4戦連続ゴールでINACが先制

前期の試合では前半は堅い守備でペースを握った埼玉でしたが、思わぬ形で出ばなをくじかれます。
さらに4分、INACは伊藤香菜子選手のロングフィードを受けた右サイド川澄奈穂美選手がゴール前に鋭いクロスを送り、田中選手が飛び込みますが、タイミングは合わず。
埼玉は立ち上がりこそ崩されたものの、1点を取られてからは高いライン設定の守備とサイドの駆け引きでも譲ることなく、チャンスも作っていました。
特に、薊選手とINACの左SBの鮫島彩選手のマッチアップは、共にスピードや駆け引きのレベルも高く、負けず嫌いな気持ちも前面に出た対戦だったので、とても見応えがありました

19分には薊選手が右サイドの高い位置で2人を引きつけ、堰選手に落とし、堰選手のクロスは169cmの長身杉原遥波(はるな)選手が頭で合わせますが、ゴール上に。
さらに22分、埼玉はFW高橋選手がドリブルで2人を引きつけシュート!
ボールはゴールを横切りながら逸れましたが、個人技の高さも見せつけました。
26分、今度はINAC。右サイドの川澄選手からオーバーラップした近賀選手へ。近賀選手のクロスを高瀬選手がボレーで合わせますが、ミートせず。
43分、高瀬選手が仕掛けて3人を引きつけ、隙間からオシャレな浮き球で大野選手に通すと、大野選手は飛び出して来たGK船田選手を交わすループシュート!
これは跳ね返ってゴールにはならず。
45分+アディショナルタイム、薊選手が振り向きざまのミドルシュートを放ちますがゴール上へ。
両チームとも、攻め切りながらも1点が遠いまま1-0で後半へ。
ハーフタイム、2人ずつのメンバー交代。
INAC 仲田歩夢→京川舞
高瀬愛実→増矢理花
埼玉 内海結衣→萩原愛海
杉原遥波→サラ・グレゴリアス
前期の対戦では途中出場ながら高い個人技を見せつけて1点を決めたサラ・グレゴリアス選手はニュージーランド女子代表の10番。W杯ではグループリーグ敗退と残念な結果になりましたが、日本の試合をよく見ていたそうです。
そのサラ選手が入ってからは、収まりどころが増えて、埼玉のカウンターが精度を増します。
49分、カウンターから中野里乃選手が中央で起点となりサラ選手へ。サラ選手がしっかり収めてミドルシュート!ゴール左に逸れましたが、シュートモーションが小さくコンパクトな振りでも力強いシュートが光ります。
53分にも萩原選手のロングボールを受けたサラ選手のシュートがINACゴールを襲います。
54分、京川選手がゴール前でパスを受けると巧みなターンで切り返し強引にシュートまで持ち込みますが、枠の右へ。
そして、61分。
埼玉のFK。高野紗希選手が蹴った、速くて重いボールがバーを叩いて跳ね返ったボールがゴール天井のネットを揺らし、同点に

しかし、その1分後。
甲斐選手のロングフィードを受けた大野選手が前線で粘って落としたボールを、増矢選手がシュート!
埼玉は2人でブロックしますが、詰めていた京川選手が押し込んでゴール!

泥臭く決めた京川選手の今シーズン7得点目(3戦連続)で、再びINACが1点リード。
66分 大野忍→中島依美
70分 堰愛季→秋田谷美里
終盤は、埼玉が両サイドから攻める時間も増え、勝ちに行く姿勢を前面に押し出しますが、INACは守備でもハードワークで一切手を抜かず。90分間上下動を絶え間なく続けた鮫島選手が足を攣るシーンも。
アディショナルタイムには、高野選手のパスを受けた薊選手のクロスにサラ選手が飛び込む決定機もありましたが、身体を張り続けたINACの壁の前に、同点弾はならず。
ここでタイムアップの笛。
INACは首位をがっちりキープし、最下位の埼玉は勝ち点を重ねることが出来ませんでしたが、順位の差を感じさせないほど、拮抗した面白い試合だったと思います

とはいえ、松田監督が納得する試合にはほど遠かったようで、さらなる内容の充実に目を向けていました。
埼玉も、首位INACに対し、堂々たる戦いぶりで可能性を感じさせる内容だったこともあり、はまった時がすごそうです。
試合後は、暗くなるまでサインに応じる選手達の姿がありました

スタンドの大勢の女の子や子ども達の姿に、こちらがパワーをもらいましたし♪
はるばる試合を見に来てくれたお客さん達になでしこリーグの魅力が伝わったら良いな、と思います


他会場では、2位のベレーザが新潟に1-0と敗れ、3位のベガルタが浦和に勝ったため、勝ち点で2位に並びました。
湯郷ベルが高槻に1-0で勝って6位、4位ジェフと伊賀は2-2のドロー。
この後、東アジアカップのためにリーグは一旦中断。
再開は9/5(土)です!
残り5試合、いよいよ優勝争いも数チームに絞られてきそうですね。
白熱した後半戦も楽しみです






せっかく高知に来て、今日は泊まりだったので…
高知市内の「ひろめ市場」に行き、高松名物を堪能しました

まず…

カツオのたたき!
大ぶりで新鮮で、塩とタレとゆずタレと3パターンが楽しめます。
「藁焼き」というスタイルで、目の前で焼いてくれるパフォーマンスもすごかったです


あおさの天ぷらも名物のようです。
海藻の香りが鼻から口から香って、新食感でした♪


行きの飛行機から撮りました。
県の面積のうち、84%が森林で、700km以上の海岸線があるという高知県。
とても美しい風景でした
