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リオ便り8

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間が空いてしまいました


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リオパラハイライト の生放送は日本では19時〜9年21時ですが、ブラジルでは朝の7時〜9時。

放送の後は、1日、各会場でいろいろな競技を取材しています。

一昨日はゴールボールと水泳を取材に。

ディフェンディングチャンピオンとして臨んだゴールボール日本女子代表チームは、準々決勝で世界ランク1位の中国と対戦。

2012年のロンドンパラリンピック決勝と同じカードで、その時は日本が1-0で勝利して初の世界一に輝いたのですが昨日は2-2からの延長でも決着がつかず、1人ずつが投げ合うエキストラスロー(サッカーのPK戦にあたる)で敗れてしまいました

それでも、迫力のある中国の攻撃に対し、体を張り続けた日本の守備力の素晴らしさは十分に示されていたと思います!


水泳では、木村敬一選手が100mバタフライと100m自由形で銀メダルを獲得し、個人最多の4つ目のメダルを獲得。

水泳も花形競技の一つなので、会場はすごい熱気ですアップ



日本はこれで銀メダル8個、銅メダル11個の合計19個で、メダル数では前回ロンドン大会の19個を超えたそうです!
ただ、ロンドンは金5つ、銀5つ、銅6つ。

今回はまだ金メダルが出ていないので、ウイルチェアラグビーや、陸上幅跳びT42の山本篤選手に期待がかかります



昨日は5人制サッカー(ブラインドサッカー)の準決勝、ブラジル vs 中国の取材にいきました。
パラリンピック4連覇を目指す地元、ブラジルの声援はさすがに凄かったです。
ただ、
ブラインドサッカーでは、プレー中はボールの”音”が聞こえなくなるため、歓声や音が出る行為はストップ。
ブラジルの熱狂的なサポーター達が熱い視線でコートを見守る中、スター達が躍動しました。


前半早々、大スターのリカルジーニョ選手が、負傷交代で一時コートを後にするアクシデントもありましたが、先制されながらもジェフィーニョ選手の2得点で逆転勝利。


まるで味方の位置を正確に把握しているかのような浮き玉のパスや、足の内側でボールを細かくタッチしながら、予想もしないタイミングで放たれる強烈なシュートは、見えていたとしても絶対に止められないだろうな…と思わせる迫力がありました



会場周辺には体験ブースもあり、昨日はシッティングバレー、ボッチャ、車椅子バスケットと、目隠しをして陸上トラックを走る体験をしました。


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競技を見ていても驚くことはたくさんありますが、やってみて知ることは本当に多かったです。

特に、車椅子の操作をしながらボールを扱う難しさには驚きました。


まるで、違う2つのスポーツを同時にしている感覚になります
ローポインター(障害が重い選手)が使用する低い車椅子は、上半身の力だけでシュートをするためにどれだけの力が必要とされるのか、乗ってみて知りました。
ただ、車椅子を滑らかに動かせた時は、自分の足以上に、スピードの緩急がつけられて、すごく面白かったです



リオパラリンピックも残すところあとわずか。


各国の選手たちのハイレベルな戦いと日本勢の活躍を最後までしっかり見届けてきたいと思います


各競技の詳しい放送日程は

をチェックしてくださいませ


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